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三国志 第1巻 桃園の誓い
| 【三国志 第1巻 桃園の誓い 著者: 李志清 /寺島優 出版社: メディアファクトリー サイズ: コミック ページ数: 343p 発行年月: 2006年01月 紀元二世紀の中国の物語。宦官の腐敗政治や黄巾賊の略奪強盗に 国は乱れ、漢王朝は衰退。民衆の飢えと苦しみを憂えた劉備は、 関羽・張飛と義兄弟の契りを結び、立ち上がった! |
記念すべき第1巻の表紙は劉備玄徳。劉備は前漢の中山靖王の末裔でありながら、
草履売りをしてしのいでいたという。関羽・張飛と義勇軍を結成して黄巾の乱鎮圧で
功績を挙げる。このとき、3人は義兄弟として、生死を共にするという誓いを結ぶ。
それが、桃園の誓いである。
“不求同年同月同日生,只願同年同月同日死”
『生まれた日は違えども死す時は同じ日同じ時を!』
熱い男たちの固い友情!管理人axeは羨ましい限りです。人間関係が希薄な昨今、このように
心から信頼できる仲間がいるということが、どんなに有難いことか。そして年金問題、
格差社会、教育問題などの政治不信が報道されている中で、この3人のように国のために
戦った情熱を見習うべきではないだろうか。三国志は単なる歴史書ではなく、
人間関係、組織運営の観点からもリーダー必読の書と強くおすすめしたい!
三国志 第2巻 両雄の出会い
| 【三国志 第2巻 両雄の出会い 著者: 李志清 /寺島優 出版社: メディアファクトリー サイズ: コミック ページ数: 305p 発行年月: 2006年01月 漢王室の血を引きながらも草履売りに身をやつしていた劉備。 宦官の孫として蔑まされてきた曹操。黄巾賊平定で名をあげた2人が 初めて対峙したのは、洛陽の都に迫る董卓討伐の軍勢の中だった。 |
第2巻の表紙を飾るのは、魏の始祖となる曹操孟徳。宦官というのは去勢された
後宮に仕える役人のことで、このころ宮廷内の権力を握って私腹を肥やしていたこともあり
高官たちに蔑視されていた。曹操は若い頃、宦官の家の出身だということで蔑まされて
かなり荒んだ生活をしていたという。“治世の能臣、乱世の奸雄”と評された曹操は
謀略によって朝廷の権力を掌握し独裁者となった董卓の暗殺を試みるが失敗、捕えられる。
このときの県令であった陳宮の尋問に、
“燕雀安知鴻鵠志哉”
『燕や雀のような小さな鳥に、鴻鵠のような大きな鳥の志はわからない』
と答えた曹操に意気相投じた陳宮は共に逃亡、曹操は命拾いする。このように曹操は
何度か窮地に陥ることもあるのだが、最後まで生き残る英雄たちの中の一人である。
…しかし、高官らによる腐敗政治などは今も昔も変わらないということなのだろうか?
なぜ人は、権力を手に入れると、こうなのか?何のために偉くなるのか?
私利私欲を貪るために、偉くなりたいのか?そもそも何を以て偉いというのか?
私腹を肥やすために弱者に痛みを押し付ける人間が、偉いとでもいうのか?
万民の安泰のために尽力することが偉いことなのではないだろうか?
最近の報道を見ていると、聖火ランナーを妨害する抗議行動が頻繁に目に映る。
三国志のような誉れ高き悠久の歴史ある中国において、なんでチベット問題のような
事件が起こるのか、私にはわからない。有識者の方にぜひご教示いただきたい。







